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ツーリング

バイクで音楽を楽しむ方法

ビッグスクーターなら高音質で音楽が聴ける

バイクに乗っているときにちょっと不便に感じるのが音楽が聴けないということです。
自動車の場合にはスピーカーを使って好きな音楽を流しながらドライブができるのに、バイクではそれができなくて残念と思っていた人も多いのではないかと思います。

そんなバイクならではの欠点に真っ向から取り組んだのがホンダで、2000年くらいから大流行したビッグスクーターではなんとバイクの運転パネルに高音質オーディオスピーカーシステムが付けられています。

海外メーカーの大型バイクではスピーカーやオーディオシステムが付いているものは決して珍しくないのですが、日本においてはこれまでバイクで音楽を鳴らすという発想がありませんでした。

しかしイヤホンをしながらバイクに乗るのは「道路交通規則」で禁止とされているため、基本的には厳しく規制をされています。
そこでイヤホンと違って周囲の音を聞き取りやすくスピーカー式にしたのがホンダのビッグスクーターであるフォルツァやゴールドウイングといったモデルです。

ただ実際に街中でそうしたバイク付属のスピーカーを使って音楽を鳴らしている人を迷惑行為として嫌がる人もかなりいるようで、実際の使用はかなり議論が分かれているところです。

そもそもビッグスクーターに乗って大音量で音楽を鳴らして運転している人というのはバイク乗車のマナーがあまりよくない人が多いということもあり、それも相まってバイクで音楽を鳴らすという行為への世間的な視線は暖かくありません。

インカム式のレシーバーで音楽も聴ける

ツーリングで誰かとタンデム走行をしたり、複数人で集まって同じ目的地を目指したりするときには、停車をしなければ基本的には意思疎通をすることができません。
そこでここ最近バイク走行中でもお互いに会話をすることができるようにと小型のインカムを使用する人が増えてきました。

バイク用のインカム製品として最も有名なのが「B+COM」と言われる製品で、最初に製品をリリースしたときには爆発的なヒットとなりました。
「B+COM」の特長は無線規格にBlutoothを使用しているという点で、受信設定をしている複数の機器同士で会話をすることができます。
Blutoothで接続できるということは当然スマホとのリンクも可能なので、走行しながら音楽を流すということも可能です。

従来品にもワイヤレスで音楽のみを受信できるイヤホン・スピーカー製品もありましたが、そちらは一般用として開発されていたことからバイク運転中といった騒音が交じる場所では聞き取りにくいという欠点がありました。

しかし「B+COM」では音質を大幅に改善しかつ直接耳につけなくともヘルメット内に音を響かせてくれるという利便性から、バイク専用製品として高く評価されています。


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