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海ほたる

海ほたる(千葉県)

東京湾をまっすぐ横切る海ほたるの景色

海ほたるは神奈川県川崎市から千葉県木更津市の袖ヶ浦までを直線でつなぐ高速道路の途中にあるサービスエリアです。
道路は「東京湾アクアライン」と「東京湾アクアライン連絡道」の2つが連結される形となっており、主に南東京方面に住んでいる人たちからも多く利用をされています。

海ほたるがある東京湾アクアラインは全長15.1kmという非常に長い道路となっており、自動車専用道路なので自転車や徒歩で入場することはできません。
バイクの場合も高速道路として扱われるため、125cc以下の原付と原付2種までの小型バイクは走行できないこととなっています。

何年か前から高速道路を移動のための手段とするのではなく、名物PAを求めて行くという観光方法が注目されてきていますが、そのきっかけとなったのはこの「海ほたる」です。

海ほたるは道路施設の分類上は「PA(パーキングエリア)」となっていますが、実質的な設備や施設規模は「SA(サービスエリア)」と行ってもよいほどで、飲食店やお土産屋さん、その他ショッピングモールなど数多くの施設があります。

海の真ん中にあるということもあり、海ほたるのことを「豪華客船」と表現する人もいるほどで、細かい部分にもデザインのこだわりを感じさせてくれる、ライダーなら一度は行ってほしいスポットです。

バイクで行く場合には強風に注意

海ほたるは地図を見てすぐにわかるように、東京湾の上にかかった橋のど真ん中にあります。
一見見渡す限り美しい海の景色といったように思いますが、バイクで訪れる場合にはかなり強風に煽られることになってしまいます。
晴れた日であっても吹き付ける風は相当強いものになるので、初心者が初めての高速道路として訪れるのは相当危険です。

どちらかというと悪天候にも対応可能な中級以上のライダー向けの場所なので、もし出かけるなら天候の変化に注意しつつ、急な雨にも対応できる装備をしていきましょう。

なお海ほたるは往復両方の道路から同じ施設を利用できるようになっているため、海ほたるそのものを目的地としてそのまま引き返すという行き方もできます。
私もあまり時間がないときは、近場の海ほたるを目的地にして出かけることもあります。

昼間の道路も海岸線の景色がキレイですが、これが夜になるとまた非常に独特の風景となりビル群とはまた違った東京らしい夜景を見ることができます。
一直線に敷かれている道路を街灯が順に照らしていく様子は光の帯のようでかなり美しく、何度も通りたくなる景色です。

なおドライブやツーリング以外にも路線バスを使って訪れることができるようになっているので、天候が悪くとても目的地に行けそうもないという時にはそうした公共交通機関を使用してもよいかもしれません。


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