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鎌倉の大仏

鎌倉(神奈川県)

古い歴史と新しい観光施設の両方が共存する町

鎌倉といえば神奈川県でも有数の観光スポットです。
歴史でおなじみの鎌倉幕府が開かれた場所といえばわかりやすいですが、日本で初めての武家政権が生まれた土地として今も古くから残されている遺跡の数々を見つけることができます。

ちなみに源頼朝が開いた鎌倉幕府の拠点は「大蔵幕府(大蔵御所)」と呼ばれており、現在では建物は消失してしまっているものの建物跡として観光できるようになっています。
源頼朝の墓もこのかつての大蔵幕府の跡地に作られており、こじんまりとした石碑だけではありますが歴史を感じさせる観光場所です。

鎌倉という土地最大の特長はとにかく有名な神社・お寺が多いということです。
鶴岡八幡宮を始めとし、鎌倉の大仏で有名な高徳院、円覚寺や銭洗弁財天宇賀福神社など挙げていくときりがないほど周辺には見どころ満載の観光名所が存在しています。

またそうした古いお寺や神社があちこちにある反面で、海岸沿いにはおしゃれな雰囲気のカフェやレストランが多く作られており、チェーン系とは違った個性的な雰囲気を感じることができます。

食べ歩きグルメのお店もかなり多く、鶴岡八幡宮の近くにある「鎌倉点心」では手作りの具だくさん豚まんがあったり、シュークリーム専門店「クロゴメ」のクッキーシューなどが代表的です。

バイク乗りなら裏鎌倉をマスターしよう

機動力のあるバイク乗りならではの鎌倉の楽しみ方として知られるのが「裏鎌倉ツアー」です。
裏鎌倉とは鎌倉のメインストリートではなく裏路地から攻めていくという方法で、海岸沿いの道から一本入った石畳の路地を細かく移動しながら鎌倉ならではの景色を見つけていきます。

もともとは鎌倉という場所が注目を受けるようになり休日や長期休みには道路が非常に混雑することから、のんびり観光できる場所を探そうということで始まったことなのですが、これがバイク乗りにとって楽しい道が多く今では中級ライダーの定番コースになっています。

鎌倉は地形的に坂が多く、また町並みが古いまま残されていることからぐねぐねと曲がりくねった古道が続きます。
山中の神社に続く道では突然に未舗装になることもあり、オフロードバイクに乗っている人にとっては乗りやすい山道を風情を感じながら走行できるというメリットがあります。
位置的には北鎌倉駅から円覚寺へと南下しながらから海沿いに向かって進み、朝比奈峠の方面を目指すといった感じになります。

私のおすすめなのが山中のあちこちにある穴や祠といったもので、どういった意図でこんなところに掘ったのだろうということを考えながら進むとまた鎌倉という町の深さを感じることができます。


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