魅力的な特徴
バイカーに人気の絶景スポットといえば、古い歴史を持つ栃木県のいろは坂です。
激しいアップダウンだけでなく、緩急に富んだワインディングが魅力の一つですが、実はこのいろは坂は絶景も見逃せないんです。
日光とペアで語られることも多い名道の一つで、日本の道100選にも選ばれています。
日光へのメインルートは、ライダーはもちろんのこと多くの観光客でいつも溢れかえっている賑やかなスポットです。
このいろは坂の特徴は、いろは歌になぞらえて名前が付けられた一つ一つのカーブです。
いろはの歌の通り、実はコーナーの数が48箇所あるのが面白いポイントです。
名前には非常に強いこだわりがあり、コーナーの数が48になるように合わせて工事したことがあるようです。
国内屈指のこの名前のこだわりも、見逃せない魅力と言えるでしょう。
おすすめルート
このいろは坂に気持ちよくアクセスするためには、事前の準備が重要です。
日光に程近く、国内屈指の観光地であるため休日は非常に混み合っていることが予想されます。
特に紅葉や桜のシーズンにはサンデードライバーや観光バスなども非常に多いので、渋滞が起きて走りにくくなるでしょう。
どうしても休日や観光シーズンに行きたいという場合には、午前中の早い時間を狙いましょう。
ただ、風景は日中がおすすめなのでそこは悩みどころです。
路面は管理がよく行き届いており、不安要素がなく十分走りを楽しめます。
山岳ワインディングがありますが、交通量に気を付けながら走れば走りごたえ抜群の絶景ロードを楽しむことができます。
実はこの道は非常に古く、奈良時代に開拓された道と言われています。
現在の第1いろは坂、つまり下り線は1200年以上前の道路ということができます。
歴史があり大変貴重なルートですが、登りは完全2車線&全線高規格で舗装されているので走りやすさは抜群です。
世界遺産である熊野古道よりも歴史が古いこの道路は、道幅も広めにとってあり、歴史感と絶景、爽快さが揃った一度は走っておきたい名道のひとつです。
外せない見どころ
いろは坂は知名度だけではなく、その絶景が見逃せない魅力です。
いろは坂は、上り線第2いろは坂と下り線の大一郎裸がそれぞれ別になっています。
行きと帰りで同じルートではなく別のルートとなっているため、風景を二度楽しむことができるのも非常に人気な理由の一つです。
約16kmの長さで440mもの標高差をつないでいるので、坂道の斜度が非常にきついのも特徴です。
斜度がきついだけに、展望風景は非常に人気があります。
春には溢れるような新緑、秋は燃え上がるような紅葉を楽しむことができます。
下界一面に広がっている迫力満点のこの景色は、何度見ても感動すること間違いなしです。