道志みちの主な特徴
神奈川県相模原市と山梨県の山中湖村を結ぶ国道413号線、通称「道志みち」は、関東のライダーにとって定番中の定番と言えるツーリングコースです。
東京2020オリンピックの自転車ロードレース競技のコースとしても利用されたこの道は、全長約40kmにわたり、信号が極端に少ない快走路が続きます。道志川の清流や深い森の緑を間近に感じながら、適度なアップダウンと心地よいカーブを駆け抜ける爽快感は格別です。
人気ルートゆえに、天気の良い週末は多くのバイクや車で混雑することがあります。無理な追い越しは避け、譲り合いの精神でゆとりある走行を心がけましょう。
また、標高が高い山間部を通過するため、冬場は路面凍結のリスクがあります。初心者は春から秋のシーズンを選ぶか、冬場であれば事前に道路状況をしっかり確認してから出かけることをおすすめします。
道志みちのおすすめルート
都心方面からアクセスする場合、圏央道の相模原ICで降り、県道を経由して「青山交差点」から道志みちに入るのが王道ルートです。ここから山中湖までは一本道となりますが、長距離のワインディングロードとなるため、中間地点にある「道の駅どうし」を休憩ポイントとして組み込むプランがおすすめです。
「ライダーの聖地」とも呼ばれるこの道の駅は、週末になると多くのバイクで賑わい、名物の「クレソンうどん」や「道志ポーク」などのグルメでエネルギーを補給できます。
時間に余裕がある場合は、宮ヶ瀬ダムの湖畔道路を経由してから道志みちへ合流するルートも人気があります。宮ヶ瀬湖周辺も美しいワインディングが楽しめるため、走りごたえのあるツーリングになります。ただし、休日の日中は道の駅周辺や主要交差点で渋滞が発生しやすいため、早朝に出発して午前中に山中湖へ抜けるようなスケジュールを組むと、より快適に走行できるでしょう。
道志みち周辺の見どころ
道志みちを西へ走り抜け、山伏峠を越えた先に待っているのが、雄大な富士山と山中湖の絶景です。森に囲まれた峠道から視界が一気に開け、目の前に巨大な富士山が現れる瞬間は、道志みちを走破したライダーへのご褒美のような感動を与えてくれます。
湖畔を一周するだけでも十分に楽しめますが、より特別な眺望を求めるなら、山中湖から少し足を延ばして「パノラマ台」へ向かうのがおすすめです。
県道730号線を登った高台にあるパノラマ台からは、眼下に広がる山中湖と、その奥にそびえる富士山を裾野まで完全に一望でき、天候に恵まれれば南アルプスまで見渡すことができます。
特に夕暮れ時は、空と湖面が茜色に染まる幻想的な世界が広がり、愛車と富士山を一緒に撮影できる絶好のフォトスポットとなります。ツーリングの締めくくりに、この場所でしか味わえない雄大な景色をぜひ堪能してください。



