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ガス欠にならないように心掛けておくこと!

航続距離の半分で給油

ガス欠は、早めに早めと給油すれば回避できるので、トラブルというより乗っているライダーの判断ミスと言えるかもしれません。

ガス欠になりやすいのは、ライダーの多くがタンクが空になったら給油するからです。
ガソリン残量がまだあるうちに給油すればガス欠は防げますが、それは損した気分に感じるかもしれません。
ただどの時点で給油しても、消費するガソリンの量は変わりません。
頻繁にガソリンスタンドに立ち寄るとなると面倒でしょうが、給油は大した時間のロスではないでしょう

そこでツーリング時は、ガス欠防止のために、航続距離の半分走ったら給油します。
例えば満タンで200km走るバイクでは100km走行後にガソリンを入れるようにします。
給油が早すぎるように思えますが、高速道路や地方を休日や夜間に走るなら、この目安が確実です。

・燃料メーター

燃料計のセンサーは、タンク内のガソリンの高さを計測していますが、複雑な形状のタンクが最近のバイクでは多いです。
燃料計が半分を指したとしても、ガソリンがメータ通り半分だとは限りません。
ガソリンの残量は、タンクのメーターではなく、走行距離と燃費で計算するのが良く、燃料計は目安程度に使います。

ガソリン携帯缶

地方では20:00くらいに閉店する店が多いです。
祝祭日や日曜日は休みのガソリンスタンド、街で1軒しかないようなガソリンスタンドもあり、早めに給油するようにすべきです。
また、リザーブタンクにして走り、ガス欠に気がつくこともあります。
そんなガソリンスタンドもない、リザーブタンクも空である、と言うときに役立つのがガソリン携帯缶です。

ポリタンクのような5Lや10Lの容量のガソリン缶もありますが、これはバイクに携帯するには大きすぎて邪魔になります。
製品によっては500mlや1Lのすでガソリン入りの携帯缶もあります。
これらはペットボトルのような金属製のボトルタイプであり、それほど大きくもないので、持ち運びにも邪魔になりません。

長距離ツーリングなどに行くならば、1つ持っておくと安心でしょう。
もしもの時に、ガソリンタンクも空で、ガソリンスタンドも近場は営業終了しているとなると、バイクを押して進ませるしかありません。
しかし例えば1Lのボトル型携帯缶を持っていれば、バイクなら20kmや30kmは走れるので、もしかすると大きな町まで行けるかもしれません。

ボトル型の容量の少ない携帯缶は、バイクショップや通販で購入できます。
それほど高い値段のものでもなく、キャップで密閉されているので、取り扱いも簡単で危険が少ないです。
しかも1度にボトル1本全部使えば、ボトルにガソリンが残らず、引火の危険もありません。
適当な携帯ガソリン缶を1つ購入し、常備しておくと良いでしょう。


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