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エンジンがかからない場合に見るべきところ

エンジンがかからない原因

長いこと放置していたバイクならともかく、昨日まで乗って走っていたのに、少しエンジンを止めたらエンジンがかからないという事はあります。
3カ月以上乗っていなかったなら、バッテリー上がりや、ガソリンが腐っている事もあります。
水濡れなどで電気系が壊れている事もあります。
このような原因だと、エンジン始動できない原因究明は困難なので、バイクショップに相談する事になります。

しかし、つい先日まで動いていたのに、エンジンがかからない状況では、バッテリートラブルや操作ミスなどがほとんどであり、状況を判断して考え対処しましょう。

・長い期間乗らなかった場合

ひと冬乗らないなどと、乗らなかった期間が長ければ、ガソリンの劣化、電気系のトラブルと、エンジンがかからない原因が増え、考えられる状況が増えます。

・数日前

数日前まで問題なく走っていたなら、事故などしていなければ大きな問題が原因ではないでしょう。
しかし冬場などは、バッテリー系トラブルでエンジンが始動しないこともあります。

・少し前

ひと休みしたらエンジンが動かなくなるケースでは、バイクのトラブルではなく、操作ミスがほとんどです。

確認する場所

・メインスイッチ

キーをONにしてエンジン始動しますが、一度ここを確認しましょう。
微妙に位置がズレている、接触不良である事もあり、いったんOFFにして再度ONにします。

・セルボタン

セルが回らないか回るのにかからないのかで、対処が違ってきます。
回るのにかからない場合は、焦りボタンを押し続けないようにします。

・サイドスタンド

サイドスタンドが出ているとエンジンが動かないバイクもあります。
一度サイドスタンドが確かにしまったか確認し、その後エンジンをかけてみます。

・ニュートラルスイッチ

ギアがニュートラルでないと、エンジン始動しない車種もあります。
ニュートラルに入れてランプが点灯していないならば、もう一度ギアをニュートラルに入れ、もう一度エンジンをかけてみます。

・バッテリー

長い間バイクを放置している、バッテリーを交換から何万kmも走っているなどの場合は、バッテリー残量が少なくて、エンジンが動かないこともあります。
ニュートラルランプが光るぐらい電力があるなら、押しがけを試すとエンジンがかかる場合もあります。

エンジンがかからなくると、どこかが壊れたのかと焦ります。
しかもツーリングなど遠出していると尚更焦ります。
しかし、冬のシーズンなど長時間動かしていない場合を除き、エンジンがかからない原因は、バッテリーが上がっているか、装置操作ミスが大半です。
大きな故障がないとは言えませんが、慌てず対処すると多くのケースではエンジン始動できます。
まずは、メインキーやキルスイッチなどで、操作しているつもりの場所から確認を始めます。


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