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バッテリー上がりになってしまったら

バッテリーあがりの原因

バイクのバッテリー上がりは、バイク関連のトラブルの中でもダントツで頻発するものです。
バッテリーが上がるとは、バッテリーの中で蓄えられていた電気の量が、一定の基準より下がってしまうことで起きる現象です。
バイカーが最も遭遇するトラブルと言えるものの、対処方法を知らないと焦るものです。

バイクのパーキングライトをつけっぱなしにしてしまった、メットインスペースのライトを消し忘れていたという場合にバッテリーが上がることがあります。
さらに長時間バイクに乗っていないと自然と放電するため、バッテリーの中の電気量が下がってしまいバッテリー上がりが引き起こされてしまいます。
接触不良やバッテリーそのものの寿命、バッテリー内部の故障などによってもバッテリーが上がることがあります。

バッテリー電圧がそもそも足りていないといった兆候が見られる場合には、バッテリーが上がりきる前にケアを行うのがおすすめです。
ホーンの音量が低下する、セルスターターの勢いが低下するといったサインを見つけたら、出来るだけ未然にバッテリー上がりを防ぎましょう。
完全にバッテリーが上がってしまった場合、レッカーを頼む以外に方法がなくなってしまいます。

キックスタートやジャンプスタートを試す

バイクのバッテリーが上がってしまった場合、まず自分で試したいのがキックスタートという対処法です。
クランクシャフトを足で回しながら、エンジンをスタートさせる方法です。
ただ最近は電子制御化が著しく、バイクの車種によってはこのキックスタートができない場合もあるので注意しましょう。

キックスタートを試してもダメな場合は、ジャンプスタートを試しましょう。
必要なものはジャンプスターターとジャンプケーブル、他の自動車などの電源となるものです。
これらを使ってバッテリーに、電気を送ってみましょう。

エンジンの始動に必要なのは12Vで、乾電池8本程度の少ない電量で事足りるのでまずは試してみましょう。
小型のジャンプスターターが販売されており、スマートフォンの充電ができたりやパソコン充電が行えるものがあるため、バッテリー上がり対策に一つ持っておくと安心です。

バッテリーを充電してみる

ジャンプスターターなどが手元になく、バッテリーを充電できない場合には、最寄りのバイクショップやガソリンスタンドなどに行きバッテリーを充電してもらいましょう。
バイクを半日から一日預けることになりますが、手数料は1000円から2000円程度とそれほど高くはありません。

自分でジャンプスターターを持っておくと安心ですが、これは7000円から13000円程度と決して安いものではありません。
近くに充電してくれる販売店やバイクショップなどがある場合には、バッテリー上がりを見逃さないよう注意を払い、少しでも兆候が見られたらすぐにメンテナンスを依頼することで費用を抑えることもできます。


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