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バイクのヘルメットにはどのような素材が使われている?

ヘルメットの構造

ライダーの安全を守るためになくてはならないアイテムのひとつに、ヘルメットがあります。
走行中万が一転倒したとしても、ヘルメットを正しく装着していれば転倒の衝撃から頭部を保護してくれます。

ヘルメットは、頭部を保護する役割を果たす「シェル(外殻)」と顔や目の部分を覆う「シールド」、シェルの内部にあって衝撃を和らげてくれる働きをする「衝撃吸収ライナー」、そしてヘルメットをあごの部分で固定する「チンストラップ(あご紐)」で構成されています。
各部分は、最大の効果を上げることができるようにそれぞれ最適な素材が使用されています。

ヘルメットに使われている素材

ヘルメットを構成する部分の中でも最も大切なシェルの素材はABS樹脂かポリカーボネート、またはFRPが一般的です。
ABS樹脂はポリエステルを改良した「AS樹脂」にポリブタジエンと呼ばれるゴムを加えた素材で、価格は比較的リーズナブルですが、熱や紫外線に弱い特徴があります。
ポリカーボネートは熱可塑性樹脂で、強度の点ではABS樹脂よりも優れているとはいえ、熱には多少弱いというデメリットがあります。
もうひとつの素材PRFは繊維強化プラスチックで、熱に強くしかも価格が比較的安い点がメリットです。

ヘルメットを選ぶ際には、デザインや価格はもちろんのこと、素材のことも考えることが大切です。
安全性が高いヘルメットとして世界的に有名なアライヘルメットの製品のほとんどにはFRPが使用されています。
FRPは軽量で、しかもインパクトを分散する効能があります。

ヘルメットの内部の衝撃吸収ライナーは発泡スチロール製で、形状は2重構造や多段発泡などが採用されています。
衝撃吸収ライナーの発泡スチロールは肌触りの良い布地が使われています。
ヘルメットは頭にぴったりフィットしていないと十分な機能を果たすことができないので、ヘルメットを購入する際にはオンラインで購入するようにも実際にバイクショップに行って着け心地を確かめることをおすすめします。
チンストラップに関しては、伸びにくくしかも破断に強い剛性繊維が使用されています。

ヘルメットを選ぶ際に大切なポイント

ヘルメットの素材以外に大切なポイントとして挙げられるのが、ヘルメットのデザインです。
ヘルメット内を換気する役割を持つ「ベンチレーション」は、走行中の熱や湿気を外に排出してくれる大切な役割を果たします。
夏場のツーリングなどでも、ベンチレーションがしっかりとしたデザイン設計であれば快適な走行が楽しめます。

ヘルメットは一度衝撃を受けると、外観は何ともなくても内部が損傷していることが多いので、必ず買い替えるようにしましょう。
ちなみにヘルメットの耐用年数は3年〜5年となっています。


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