バイザーやシールドにはないゴーグルのメリット
バイクに乗る時には視界をしっかり維持することが安全面で非常に重要になってきます。
毎日のライディングでは常に気候環境が良好というわけではありませんから、急な気候の変化に対応できるようにグッズで対応していく必要があります。
普通の街乗りなどでは、バイクヘルメットに最初から付属しているシールドを使用することで風雨や直射日光を防ぐことができます。
夏場などでは走行中に羽虫が数多く飛んできますし、首都高など混雑が起る道路においては排気ガスやホコリが目に入ってしまったりします。
バイクについているバイザーやシールドでも効果はあるのですが、より過酷な環境に対応するためにおすすめとなるのがゴーグルです。
バイク用ゴーグルは主にオフロード競技用として販売されているのですが、一般向けのヘルメットでも十分使用ができます。
オフロード用として使用する場合、未舗装の地面を走行するときの泥跳ねを防ぐために使用をするため脇から目に異物が入り込まないようしっかり目の周りを密封するしくみになっています。
オフロードゴーグルはスキーやスノボで使用するようなゴムバンドで止めるタイプの他、ヘルメットと一体となって取り外しができないようになっているものもあります。
競技ではなく一般用として販売されているものの場合にはもっと使いやすく、サングラスに近い形状をしていたりします。
趣味でオフロードを走行している人なら絶対に購入しておきたいアイテムですし、普段からバイクに乗っているときの視界が気になるという人はぜひシールドではなくゴーグルを使用してみることをおすすめします。
初めてゴーグルを利用するなら
バイクゴーグルは機能性だけでなくファッション性でも非常に優れたバイクアイテムです。
ヨーロッパのバイクメーカーの広告などではしばしばゴーグルを付けたモデルさんが乗車している写真が使用されますが、ジェットヘルメットとゴーグルの組み合わせはクラシックバイクには非常にしっくりあうおしゃれな印象になります。
ジェットヘルメットは女性からも人気の高いヘルメットなので、あえてシールドを外した状態で着用し、ゴーグルを上からつけるというのもおすすめのスタイルです。
ゴーグルにはいくつか種類があり、材質によって価格もかなり変化します。
一般向けに販売されているものの平均価格はだいたい3000~4000円くらいなので、特に構えずに気軽に導入することができます。
オフロードタイプのバイクゴーグルはより広く視界を確保するため左右のレンズがつながっている一枚タイプになっているのですが、ファッションアイテムでは左右に分かれているものの方が多いようです。